テラフォーミング・マーズ 様々なヴァリアントルールとプレイ雑感あれこれ

フォミマ合宿で色々遊んだので、覚えているうちに書き残す。
導入したヴァリアントルール以外の、基本的な部分は以下の通り。

2人プレイ、企業時代・ヴィーナスネクスト入り。
政府による開発は無し。
要するに一番ゲームが長くなるルール。

もくじ
・プロジェクトカードのドラフト
・二企業を使用したプレイ
・四企業使用、途中参戦を採用してプレイ
・政府による開発を採用してプレイ

 

 

・プロジェクトカードのドラフト

概要
ゲーム開始時の10枚、研究開発フェイズの4枚の購入決定の前にドラフトを行う。

 

手順
山札から引いてきたカードの中から1枚取り置き、残りを時計周りに回す。
回ってきたカードからまた1枚取り置き、残りを時計回りに回す。
このように、カードが全て取り置かれるまで繰り返す。
その後、取り置いたカードから各々プロジェクトカード購入を行う。

 

プレイ感
戦略が立てやすくなる。右手力の強さが勝敗に及ぼす影響を小さくできる。
自分でドラフトして取ったカードはなんか愛着が湧き、使ってやろうという気になる。

 

反省
ゲーム時間の長大化に繋がることは確か。

 

 

・二企業を使用してプレイ

概要

一人のプレイヤーがゲーム中に持つ企業カードを2枚にする。

 

手順
初めに企業を選ぶ際、企業カード2枚から1枚を選ぶ代わりに4枚から2枚を選び、その両方の初期資金と能力を得る。

 

プレイ感
初期資金が多いので初めにたくさん動けるが、2世代目からはノーマルなゲームのプレイ感に合流した。
企業同士の組み合わせがメチャクチャ多く、能力どうしの噛み合いがあると楽しい。

 

反省
大量の初期資金がゲームのバランスを変えている恐れがある。
「初期資金は平均を取る」等の調整が考えられるがまだ試していない。

戦略的提携ルールとか名前付けたい。(用語を使うとかっこいいので。)

 

 
・四企業使用、途中参入ルールでプレイ

概要

ゲームが進むごとに自分の使用する企業の能力(とお金)がゴンと増えるぶっ飛びルールでang gimodii~~~!!!!!!!!

 

手順

ゲームのセットアップ時、1プレイヤーに企業を4枚配る。
各プレイヤーは受け取った企業カードから、

初めから使用する企業
3世代目から参入する企業
8世代目から参入する企業
13世代目から参入する企業

をそれぞれ決め、初めから使用する企業を表に、他を伏せておく。

ゲームが進行してゆき、3,8,13世代に突入した時点(研究フェイズの前)で、
それぞれの世代に割り当てていた企業カードを表にし、記されている収入と能力を得る。

 

 プレイ感

引いたカードは最終的に全部使えるが、序中盤しっかりやりくりする必要がある。
新企業が参入する世代に向け戦略を立てて、一気に解放するカタルシスの良さ。
火星表面はタイルで埋まる。得点は普通に150点以上まで伸びる。

 

反省
プレイヤーがカードで得点伸ばそうとして終了が遅くなるのをどうにかしたい。
参入のタイミングは、どんなゲーム進行速度にも対応できるよう調整されるべき「@。

コングロマリットルールとか名付けたい。(用語を使うとかっこいいので。)

 

 

・政府による開発を有効にしてプレイ

ヴィーナス・ネクストのルールブックに記載されているルールなので概要・手順は省略。
初期生産力は全て1持っている状態からスタート。

 

プレイ感
ゲームが収束に向かってくれる(金星入りでも9世代で終わった)。手数が限られるため、手札を増やして最強コンボを決めたり、やりたいことを突っ走るようなプレイは難しい。
ゲームプランを立てやりくりすることや相手の出方を伺うことが重要になる。
プレイ時間が2時間程度に収まった。純テラミに近いプレイ感。

 

反省

たくさん引いて稼いで使ってワーみたいなゲームが続いていて、カードコンボゲーだと思い始めていた所だったのでちょっと感動した。

 

 

後記

このゲームの地盤となるルール、本当に出来がいいと思う。
プレイヤーは自分達の欲しいゲーム感を目指してルールを変える事が出来、それで崩壊せずに成り立つというバランスがすげえ。
やりたいことがひたすらできるゲームも良く、何をして何をしないかを考え続けるようなゲームも良いと思う。

2企業や4企業と政府による開発をどちらも取り入れたルールでも遊んでみたい。

企業をゲーム中に追加購入できるようにするというアイデアが出た。
カード購入やプレイ、標準プロジェクト等と同じように、ペイするかどうか勘案して追加購入したりしなかったりするくらいのバランスに調整するとか?
知らん。